第66村人:小椋恵美子さん

2014.7.2 【あばのヒト】 投稿者:bo-kun_chan


 

ちょっと前に行われた、大杉いきいきサロン。あば村の一番
奥にある大杉地区のみなさんが集まって、公共施設『民具展
示館』の草取りをしました。そこで出会った、可愛いおばあ
ちゃんをご紹介します。

 

小椋 恵美子(えみこ)さん

 

えみこさん1

「みんなで集まって“いきいき”できますよ。」

恵美子さんのお家から民具展示館までは、ゆるくて長い坂道
が続いています。そこを自転車で上っていると、4輪車を押
してトコトコ歩く恵美子さんと出会いました。高齢で脚が悪
くなりましたが、歩ける時間があれば歩くようにしているそ
うです。「もう、じっとしとったらおえん(駄目)のじゃ。ちー
と動かにゃな、ただただ歳を取るだけになってしまう。」高
齢者の健康づくりは、各地で課題になっていますが、村では
ちょっと歩いている人が多いです。なだらかな坂道が続くの
で歩くにはちょうどいいのかも。民具展示館に着くと、地域の人たちがたくさん。恵美子さん
もお友達と、マイペースに草取りをしていました。「歩くの
も草取りも、ここまで歳取ったら重労働だけん。ええ運動に
なりますで。」何より、人と話をしながらというのが素敵。
みなさん、手だけでなく口も同時に動かして作業をしていき
ます。「こうやって、たくさんの人と話をして、体を動かし
て、老後には村の生活が一番ええと思いますよ。」ふふふと
笑いながら、4輪車に腰掛けて草取りをしていました。

 

えみこさん2
真ん中で4輪車(というかもはや台車)に座っているのが恵美子さん。みんなで草取りです。

 

 

人と会うのが好きな恵美子さん。あば交流館支配人の石田さ
んが企画しているあばウォーキングと同時開催の“青空テント
市”に毎回野菜を持って出て来てくれます。「私が作った野菜
でもな、ちょっとでも食べてもらったら嬉しいし、人とも喋
れるし、頑張って出て来とるで。」前回のテント市では、恵
美子さんの作ったこんにゃくが完売。村内外のお客様と楽し
く交流しておられました。

 

えみこさん3
テント市に出て来た恵美子さん。みんなの笑顔が素敵です。

 

最後に、恵美子さんのあば村の自慢は?

「なんだろうな?ここ(あば村)におりすぎて分からんけど。ええとこなんで。」

 

いっつも、ちょっと物を持ってあげただけで「ありがとうありがとう」
と言ってくれる、優しくて可愛いおばあちゃんです。今度一緒にジャガ
イモ掘りに行きます。癒されに行こう。

 

明日もお昼の12時更新。(今日は少し遅くなってごめんなさい。)

次はどんなお話が聞けるでしょうか、お楽しみに。