2014.8.20 【あばのヒト】 投稿者:bo-kun_chan
今日はちょっと名物?おばあちゃんをご紹介。あば村の大高下
地区を通っていると、必ず姿を見るおばあちゃん。寝てたらダ
メ!!人間歩かにゃいけんを合い言葉に毎日、晴れの日も雨の
日も4輪車を押して歩いています。
あば村 大高下地区にお住まいの八重子さん。「私はもう85歳
になるんでなあ。」と、出会うたびに自慢してくれます。本当に
毎日の散歩をかかさない八重子さん、そこには素敵な理由があり
ました。八枝子さんがあば村へ生まれた当時、まだ大きな交通手
段もなく、移動は全て徒歩でした。「遠いところまで元気に歩い
ていたんですよ。足腰が強くないと生きて行けれんでした。」ず
っと、旦那さんと百姓仕事をしてきた八重子さん。体の強さだけ
が自慢でした。「夫婦で仕事して来てね。体があればなんとかな
ると言い合ってました。」ところが、旦那さんが先に亡くなられ
八枝子さんは一人に。最初は落ち込みましたが、それでも自分が
元気でいないといけないと思い、毎日歩き始めました。「とにか
く、寝たらいけん、私が元気じゃないとダメなんです。歩いて、
体だけでも強く持たないと。」耳が遠くなり、声がなかなか聞き
取れなくなりました。こちらの質問を無視して喋り続けるおばあ
ちゃん笑けど、会ったら必ず言われることがあります。「家族や
嫁さんがおるなら、大切にせんといけんで。あなたが元気でいる
ことが一番いいことですからね。」きっと、自分が元気にしてい
ることで、見守っている旦那さんを安心させようとしているのだ
と思います。いつもにこにこ笑顔で歩いていますが、心の中では
いつもおじいさんとの思い出を想い浮かべているのでしょうか。
最後に、八重子さんのあば村の自慢は?
歩くのはいいことなのですが、車道ですら縦横無尽に歩き回る八枝子さん。
みなさんも車でお越しの際は気をつけて運転してくださいね。
今後の更新ですが、明日8月21日(木)から所用でぼーくんは実家に帰らせていただきます。
なので、記事の投稿ができないかもしれません。申し訳ございません。
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次はどんなお話が聞けるでしょうか、お楽しみに。