2014.7.30 【未分類】 投稿者:bo-kun_chan
とんでもなく暑いですね。涼しいと言われるあば村の
温度計も先日41℃を指していたと村中の噂になって
います。ついに機械もめげた(壊れた)のだろうか。相も
変わらずこんな暑い毎日でも地域の人はせっせと働い
ています。そろそろ田んぼに「ひえ」が出始める時期。
今日はそんなひえ抜きをしていたおばあちゃんをご紹介します。
お家の前で田んぼに出る準備、帽子を被って長靴を履い
て。炎天下の中ですがひえ取りに出られるそうです。
「この時期になったら、稲より先に(ひえの)穂が出るん
です。頭がぴょこんと出てるやつ。これを見つけては手
で抜くんです。」機械化が進んでいる農業ですが、この
ひえばっかりは機械ではどうしようもありません。自分
の目と手で判別して抜いていきます。米づくりも大変だ。
「私はまだまだですけど、プロのお百姓さんになったら
穂が出る前にもひえが判別できるようになるんですよ。」
見せてもらっても、穂が出なければ稲と全く区別が出来
ない。
田舎のお百姓さんの間では、「酔うても、嫁は区別がつか
んがひえは分かる。」という笑い話があるくらい。稲とひ
えの見分けができるのは、熟練した百姓の証です。
暑い中の作業ですが、田んぼはあばの天然水で満たされて
います。「ここは風も抜けるし、水も冷たいので気持ちが
良いですよ。」と博美さん。ひえを見落とさないようにゆ
っくりと田んぼの中を歩いていきます。綺麗な水と気温差
があばの米の秘訣だと良く聞きますが、こういった丁寧な
作業も美味しさの秘密なんだろうな。
最後に、博美さんのあば村の自慢は?
僕は間違って稲を抜いちゃダメなので、手を出しませんでした.笑
もう一度違いを良く習ってからお手伝いに行こっと。
明日もお昼の更新です。
次はどんなお話が聞けるでしょうか、お楽しみに。