2015.5.25 【あばのコト, あば通信】 投稿者:bo-kun_chan
今年の4月から、津山市地域おこし協力隊としてあば村を中心に活動しておられる
谷口江利香さんが、活動の一環として発酵料理教室を開催されました!!
あば村民はもちろん、なんと温泉の常連客である津山市内の方も噂を聞いてご参加いただきました。
管理栄養士の資格もお持ちの谷口さん。あば村に来られる前では地元の高知県でも様々な料理教室を展開しておられました。
まずは谷口さんの講義から。
今日は、『発酵』をキーワードに甘酒を使った料理を数品つくるそうです。
皆さんは発酵の力で生まれている食品が何個言えますか??
参加者さんも長年台所を守ってきたプロお母さんばかり。
ですが、谷口さんの話からも知らないことがたくさん飛び出してきます。
お醤油やお味噌の発酵を促す麹菌は、日本にしか棲息していないそうですよ!!
まずは、甘酒を使ったお漬物の試食から。
谷口さんのお料理教室では菌と仲良くなるために手のひらで試食します。
傷をつけるための塩と手作り甘酒をベースに、お味噌やお醤油などで漬け込みます。
6時間置くだけでまろやかで美味しい漬物に仕上がるのだとか。
と、いう訳で。
みんなで甘酒を使ったオリジナルお漬物を作ります。
みなさんあれこれ悩みながら味を決めていきます。コチュジャンでキムチ風にしたり、ハーブソルトで洋風にしたり。
お漬物以外の料理も作りましたよ。
甘酒で漬け込んだ鶏肉でお野菜の炒め物。凝った味付けをせずに、甘酒の下味と少しのソースだけ。
お魚も、甘酒に漬けたものと漬けていないもので味がどう変わるのか比べました。
お味噌汁には、出汁も使わずに甘酒でお野菜を漬けたときにでる水分を入れてお味噌を溶くだけ。
The 甘酒づくし。 なお料理教室です。
発酵の力も大切だけど、大切なのはつくる人の笑顔。と話す谷口さん。
作っているときの感情や顔がそのまま味にも反映されるそうです。
谷口さんの軽快なトークでみなさんの顔も自然と笑顔になります。
お料理も完成。
色鮮やかで美味しそう。
作ったので、もちろんみんなで食べます。
おにぎりをみなさんそれぞれ2つ作りました。食べるときは隣の人と1つを交換。
おにぎりも、握る人の手だけで味が変わるんです。
子どもさんもかぶりついていました。
水曜日・日曜日と二日間開催し、合計20名以上の方が参加されました。
また来月も開催されるそうです。
詳細が決まりましたら、またこちらでもご案内いたしますね。