2015.2.20 【あばのコト】 投稿者:bo-kun_chan
先日、突然のこと、あば村の会長に声をかけられました。
「男の料理教室!!!をやりますけぇ、参加せんか?」
なんともかっこいい教室を開くんだなと。
一人暮らしのぼーくんは、となりのじーちゃんばーちゃんからいつもお野菜は
もらえますが、それを美味しく食べる技術を全く持ち合わせていません。
この機会に、料理スキルアップをと思い参加を決意しました。
ちなみに最近は、地域の人が僕が料理できないことを察して、出来上がった
料理ばかりをいただくようになっていたので。
そんな人たちにも一泡吹かせたいと目論み、参加してきました。
今日の先生です。あば村愛育委員の皆様。
台所を主戦場として戦い続けて40年以上のベテラン戦士のみなさん。
男の料理教室。だったはず。なんだか少し優しい雰囲気で始まりました。
なるほど、このギャップがより男らしさを引き出すのですね。
手を洗って、エプロンもつけて、調理開始です。まずは炊き込みご飯の下ごしらえ。
包丁で丁寧に剥いていきます。
しかし、みなさん格好が可愛い。
「おかーちゃんの割烹着を借りてきたんじゃ。」という会長。やたら似合ってます。
小松菜を茹でる。ワイルドにばさっといきます。さすが男の料理です。なかなかワイルド。
しかし、この後、野菜をこぼして先生に怒られます。
「野菜は丁寧に扱いましょうね。」
女性を扱う時と一緒じゃ、と写真のお父さんに教わりました。
野菜も蒸します。これも丁寧にじっくり蒸します。野菜の旨味を引き出すそう。
なるほど、最近は草食系男子も流行ですからね。
男の料理も優しさが流行りつつあるのでしょうか。
思い切って胡椒を振りました。パンチの効いた、男らしいガッツのある味に仕上がるでしょう。
思わずむせる先生。
「ちょっと効きすぎかな〜?」と冷静に処理してくれました。
なんとなく気づいてはいましたが
『男の料理』教室 ではなく 『男』の料理教室だったらしいです。
男性が料理を教わる教室でした。日本語って難しいですね。
と、いうわけで、僕も習いました。りんごを細かく切ってくれと言われました。
大きさを揃えて切ってくださいねと言われました。
切ってみたら、なかなかに個性豊かなりんごたちになりました。
繋がっている子たちもいるのは、きっと寂しがりだったからでしょう。
美味しそうなゼリーになりました。砂糖控えめの優しい味です。
完成。
炊き込みご飯
蒸し野菜〜味噌仕立てのソースを添えて〜
油で揚げない豚肉の野菜巻きフライ
ほんのり柚子の香る 小松菜とキノコのおひたし
甘さ控えめ優しいりんごのゼリー
僕の想像していた男の料理ではなかったですが、美味しそうな料理が完成しました。
楽しい時間でした。みんなでご飯を作って食べるのは楽しいことですね。
ぼーくんの料理修行はまだまだ続きそうです。