『あば村』を宣言いたしました!!【後編】

2015.2.19 【あばのコト, あばのヒト, あば通信】 投稿者:bo-kun_chan


 

 

2月14日(土)

10年前に合併した津山市『阿波』地区は
心のふるさとととして、新たな『むら』作りを始めようと『あば村宣言』を正式に行いました。

 

 

記念のフォーラムの様子を2回に分けてお送りしております。

 

前編では、村が新たな道を進む決意と勇気をお伝えしました。
(まだの方はこちらからどうぞ!!)

 

 

そして、午後からは、
『あば村いいとこ再発見』として、地域の方々との交流企画を実施しました!!

 

100人以上も集まった公民館では、わいわいがやがや笑顔と楽しい会話が

溢れましたよ。

 

 

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午後からの『いいとこ再発見』、プログラムの一つ目は『あばまるごと大試食会』です。

あば村で作られる特産品や、料理自慢のおばあちゃんのお漬物など
お昼を跨ぐので、少し空いた小腹に美味しい料理を食べていただきます。
15品もの料理が並び、試食会とは言うもののちょっとしたバイキングみたいに。

アマゴの甘露煮・山菜のお漬物・特製たくあん・あひる米のおにぎり。

 

全てあば村産、とっても贅沢なお昼ご飯です。

 

こんな食堂があれば、あば村にも人が来るかもしれないね。
って参加者さんとお話ししていました。

 

 

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こちらは、HPでも特集をしました、ひめの会のお二人。
今日は、特製の甘酒を提供してくださいました。米の粒が残り、食べ応えもある甘酒。
化学調味料は一切入れず、お米と麹だけで作る懐かしい味。
大人気で、試食会開始と同時に行列ができていました。

 

 

 

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こちら、あば村に移住してこられたシェフが作ったお洒落な一品。
なんと、あひる米で活躍してくれたあひるちゃんの肉を生ハムに仕上げ。
あば村さんのリンゴに巻いて、にんじんの葉っぱのソースをかけました。

りんごの酸味と、生ハムの塩気が絶妙に混ざり合います。

 

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村人も
「あばの物でこんな美味しいものが作れるのかー。」と感心しておられました。

 

 

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子ども達も、あば村のものを食べて大きく育っています。
地域で採れ、作られた安心なものを食べる。シンプルですが、こんな小さなあば村だか
らこそできるとってもいいところですね。
仲良く一緒に、いただきますをしていました。
しかし、選んだ食べ物がたくさんにこんにゃくの煮物。なかなか渋いですね。

 

 

 

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会場には、阿波村時代に発行された全141部の『広報あば』を展示いたしました。

当時のあば村の姿を写真だけでなく文章でも残している貴重な資料です。

村長室に保管していたものを、この日だけ特別に展示いたしました。

 

 

 

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お嫁に来られた方と、移住してこられた若い女性のお二人。
すっかりお年を召された村人の若かりし頃を見つけて楽しんでおられました。

誰を見つけたんでしょうか?

 

 

 

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さて、お腹もいっぱいになったところで、あば村懐かしの映像上映会。
17年前に笑ってこらえての『ダーツの旅』が当時の阿波村に来た際の番組映像を
みんなで鑑賞しました。
17年前といえば、まだあば温泉もなかった時。今日来てくださった地域の皆さん
も、まだまだ現役で働いているころでした。

 

「懐かしいのう、あんな景色だったのう。」
「あの人、あんなにしゃんしゃん歩いとったかねー?」

 

みんなで笑いながら映像を見ましたよ。

 

 

 

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さて、最後にはこの夏にあば村で大学生さんが行った
「あばのいいとこ発見プロジェクト」の発表会も行いました。

 

外からの応援も必要不可欠なあば村。若いヨソ者の大学生が、見て、食べて、感じた
いいとこを丁寧に発表してくれました。

 

 

 

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10日間もあば村で合宿を行い、ひたすら地域のいいとこを見つけてくれました。
参加してくれた、津山市 美作大学の学生さん。
少し緊張した様子でしたが、暖かい発表をしてくださいました。

 

地域の方からは
「私たちが思いつかん、当たり前のようなことを、いいとことして言ってくださる。
本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。」と感想をいただきました。

 

 

村人たちも、発表をむふむふ にやにやしながら聞いていました。
いつもいつも『あばには何にもないんだ。』と言っているみなさんも、やっぱりあば村
が大好きだし、褒めてもらえると嬉しいんでしょうね。

 

 

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さて、楽しい時間もあっという間に過ぎ、ここでお開きです。
最後は、あば村のますますの発展を願い、あば村在住で津山市議会議員の小椋多さんの
掛け声とともに、万歳三唱で締めます。

 

 

せーの

 

 

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バンザーイ! バンザーイ!! バンザーイ!!!

 

 

力強い掛け声と、大きな拍手が会場を埋め尽くしました。
これからのあば村の勢いと一丸となった村人を象徴するようでした。

 

 

昨年4月よりスタートした『あば村宣言プロジェクト』

合併から10年、いま再び村がはじまる。を合言葉に
こころの故郷『あば村』を住民一丸となって行う村づくり。

 

本日ここに、『あば村』であることを宣言しました。

 

この日が、区切りであり、スタートです。

そんな日に、地域のみなさんの笑顔に溢れたフォーラムが開催できました。
関係各所のみなさま、ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

 

この時期、寒い寒いあば村ですが
この日は、これからも確かに燃え続ける小さな種火ができあがりました。

 

 

『あば村』を宣言いたしました!!【後編】 ー終ー

 

 

 

==後日談==

 

 

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フォーラムが終わり、まだまだ実感の湧かない中で展示した写真の片付けをしていました。
すると、とある地域のおばあちゃんが写真を見て涙ぐんでいました。

 

写真には、10年前に亡くなられた旦那さんが元気に走る姿が映っていたそうです。

 

 

傷のつかないように、そっと剥がし、写真を差し上げました。

 

 

集合写真にも映らず、試食会もひっそりと会場の外に出てちょびっとだけ食べていた
恥ずかしがりのおばあちゃん。けど、なんか村が動こうとしているんだと感じて、
雪の中歩いてこのフォーラムに来てくださいました。

 

 

「ありがとう。ありがとう。まさかこんなところで出会えると思わなかった。
今日は来て本当に良かった。嬉しいです。」

 

こっちも嬉しくなる言葉をかけてください、いそいそと帰っていかれました。

 

写真は、大切に飾っておられます。

 

こういった人がいるから、私たちがこのあば村で生き続けられることを
あらためて強く感じました。
同時に、実行員会のみんなが、自分たちのやっていることは間違っていなかったと
少しだけ自信と満足感を持った瞬間でした。