2014.8.6 【あばのヒト】 投稿者:bo-kun_chan
前回の更新からだいぶ間が空いてしまいました。申し訳ございません。
今日のあば村は台風の影響なのか、雨が降ったり止んだり
と嫌な天気です。こんな日は、村の人も休みなのか家の中
で休憩する人が多いです。しかし、ガソリンスタンドあば
村内にある事務所で作業をしていると、畑仕事をする人の
姿が。暑いから川に入って草取りをするみたいです。
ガソリンスタンドあば村のすぐ正面、道を挟んだ先に達美
さんの家はあります。事務所で作業していると、いつも野
菜や花の手入れをしておられます。仕事熱心なお母さん、
相変わらずゴソゴソ何かをしていたので声をかけました。
「私はよく外にいるけど、畑仕事はそんなに好きじゃない
んです。」という衝撃的な一言から会話が始まりました。
「ここに土地があるんですから、仕方なく手入れをしてい
るだけで笑 けどお花は好きですよ、綺麗だし素直に育っ
てくれるので。」あば温泉へ入る曲がり角にあるお母さん
の花壇には、いつも綺麗な花が満開。温泉へ来るお客様も
思わず車を降りて花を眺めています。
そんな花壇の草取り作業。この日は暑かったので裏の川に
脚を入れながらの作業。天然のクーラーに僕も涼みながら
お話を聞きました。達美さんが村へやってきてから数十年、
来た当時とは景色が全然変わったといいます。「この川も
コンクリートで舗装なんかされてなかったんですよ。今は
いないんだけども、小さな魚やホタルがたっくさんいまし
た。子どももたくさん遊んでましたよ。」目の前に広がる
大きな田んぼも、圃場整備が終わるまでは小さい田んぼの
集まりでした。2車線の道も砂利が敷かれただけの道でし
た。時代の変化で姿も変えて来たあば村、達美さんはどこ
か寂しい気持ちもありながら、イイコトだと言います。
「たしかに、こんな田舎ですからいろいろ整備して行かな
いと生きづらくなりますからね。こうやって幸せに生きて
いられるから、きっと良いことなんでしょうね。」
恥ずかしがり屋で写真を撮らせてくれないお母さんでした
が、ずっと優しい笑顔でお話してくださりました。
最後に、達美さんのあば村の自慢は?
都会は変化が激しすぎるから、田舎の方が良いという意見を良く聞きますが
村の人にとってもこの何年かはかなり大きな変化の連続だったのかなと、話
を聞いていて思いました。
明日もお昼頃更新予定
次はどんなお話が聞けるでしょうか、お楽しみに。