2014.6.18 【あばのヒト】 投稿者:bo-kun_chan
村にもいろんな組織があります。あば村宣言と合わせて新しく組織
された『あば村運営協議会』、村づくりやイベントの段取りを行い
ます。他にも、ボランティアの会というものがあります。地域のちょ
っとしたことをお手伝いする団体。今日はこの会を支えているお母
さんをご紹介します。
元々の生まれは津山市の法子さん。親の仕事の関係で小学校入学を
してすぐに倉敷市へ引っ越しをしました。「田舎から急に都会へ転
校をしました。環境が大きく変わってショックも大きかったです。」
倉敷市で、両親の勧めでお見合いをして、21歳で結婚。それから
は一度神戸の方へ住んでいまいた。「神戸はいい町、住みやすくて
山も海もあって。素敵な町ですよ。」しかし、住み慣れた町を離れ
てあば村へ帰ることを決意しました。きっかけは娘さんの小学校入
学でした。「私が都会へ転校して、しんどかったので娘にはそんな
経験させたくないと思って。思い切ってUターンを決意しました。」
法子さんの嫁ぎ先は養蚕や民宿の経営などしておられました。Uター
ンで帰ってきたとしてNHKにも取材をされました。「取材されたこ
とは今でも忘れません。住めば都だと答えましたよ。」
昔の写真を見ながら話をする法子さん(右)とお友達の小椋栄さん(左)
Uターンで帰って来てからはしばらく子育ての主婦業をしていました。
その後は加茂の介護施設で調理やあば小学校の給食のおばちゃんなど
食事の仕事に従事してきました。「小学校の給食はね、あば独自で頑
張っていて、地域の野菜なんかも使ったりして。みんな残さないで食
べてくれたんですよ。」人のために何かをするのが好きな法子さん。
あばボランティアの会に所属して様々な活動もしておられます。
6月からは、村に新しくできたガソリンスタンド敷地内の売店でも売
り子の手伝いもしてくださっています。包み込むような優しい笑顔で
接客してくれます。可愛いあば村のお店のアイドルです。
最後に、法子さんのあば村の自慢は?
今は娘さん夫婦とお孫さんとの3世代暮らし。都会でも新築の眺めの良い
マンションで生活していましたが、今もまた別の幸せな田舎暮らしをして
おられます。
明日もお昼の12時更新。
次はどんなお話が聞けるでしょうか、お楽しみに。