第10村人:戸井 裕二(ゆうじ)くん

2014.4.10 【あばのヒト】 投稿者:bo-kun_chan


 

あば村の高齢化率は43%、近いうちには50%になると見られており2人に一人
は高齢者ということになってします。小学校も閉校、幼稚園休園と続いて来たのだがあば村に若者がいなくなったという訳ではない。
今日はそんな若者を紹介しようと思います。

 

戸井 裕二(とい ゆうじ)くん

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「小学校の思い出は、」

この春、中学校を卒業したばかりの、若干16歳、ずっとあば村で生活してきました。
もちろん、この3月末で閉校した阿波小学校を卒業しています。
小学校時代の思い出を聞くと
「同級生とあばめぐりをしたことです。尾所の桜を見にいったりしました。」
同級生と散歩がてら、良く外に出て地元の勉強をしたようです。
田舎の小さい学校だからこそできる、素敵な授業。
手作りのあば地域マップなんかも作ったそうで
「普段住んでいるあばも、知らないことがたくさんあって、びっくりしたことを覚えている」
と話してくれました。

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同級生と記念撮影(保護者さん提供)なぜか裕二くんだけポーズが違う。

 

「将来の夢は自動車の整備士です。」

裕二くんは昔から車好き、また物を直すことも大好きです。
家の壊れたものを、よくお父さんと一緒に見るそうで。
「機会の中が好き、どうやって動いてるのかとか。」と、目を輝かせながら話してくれました。
あば村にも、毎週火曜日だけ臨時営業する自動車屋さんがあります。そのことについては
「あんな感じで、好きな自動車とずっと関わっていきたい。あそこを毎日見て育ちました。」
地域の小さな自動車屋さんも、子どもに夢を与えてくれていました。
ということは、あばに帰ってきてくれるのかと思いきや、『それは分かりません』とはっきり。

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恥ずかしそうに、けどはっきりと夢を語る裕二くん。

「あばに帰り、同級生の女の子に車をプレゼントします!!」

あば村では6年前から、『3/4成人式』として、中学校卒業を迎える15~16歳の子どもを
地域のみんなでお祝いするという文化が生まれています。
あば村の中学生は、隣町の加茂中学校まで、車で片道30分ほどのところに通学します。
しかし、高校となると、バスと電車で片道1時間以上かけて通学します。
その分、あば村とも疎遠になりがちです。なので、いつまでもあば村にいることを忘れて
ほしくないという地元の人の想いから、このような式が生まれました。
そんな地元の人の気持ちに触れてか、裕二くんも最後の挨拶で
「あばに戻ってきて、3人(同級生の女の子)に車をプレゼントします!!」
と、堂々と宣言してくれました。かっこいい。
こんな青年が地域に戻って来てくれたら頼もしいですね。

最後に、裕二くんのあば村の自慢は?
「空気と水が美味しいことですね。」

一言一言、静かに答えてくれた裕二くん。
しかし、芯のしっかりとした、頼もしい男の子でした。

 

 

【大切なお知らせ】

 

きょうで一日一人も一週間経ちました

おかげさまでたくさんの方々に記事を見ていただいております。ありがとうございます。

 

さて、今までは本当に『毎日』の更新でした。

しかし、これからはもっと、あば村に住む『人とそのストーリー』を深くお伝えしていきたいと考えています。

 

ですので、これからは
【毎週平日の更新 土日・祝日は取材日としてブログ更新はしない】

 

という形にさせていただきます。

突然の発表ですが、あば村の人たち一人一人を丁寧に紹介していきたいので。

ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

そして、これからも一日一人含め

あば村へのご声援、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

あば村 広報  坊 将一