お散歩ついでに３つの滝に打たれてきました。【前編】

2014.9.2　【あばのコト】　投稿者：bo-kun_chan

９月になりましたね。あば村の冗談で「田植えから９月(稲刈りの季節)まで３回ほど
寝るだけのようじゃ。」というものがあります。それだけお百姓さんは忙しくあっと
言う間に時間が過ぎ去るという意味です。今年は特に季節が早く過ぎるように感じて
猛暑のような暑い日も少なく、もう朝晩は肌寒くて半袖服では過ごせないほど。

みなさん、日本には「春　夏　秋　冬」以外にも、さらに細かく分けた季節があること
をご存知でしょうか？良く聞くもので言えば「立冬」や「春分」などですね。このよう
に細かく分けた季節が日本には２４候(もっと細かく分けると７２候もあるのですよ)ほ
どあります。今は「処暑」という季節です。厳しい暑さも峠を越え、朝晩には涼しい風
が吹き、コオロギやキリギリスなどの心地よい虫の声がしてきます。頑張って作ったお
米もいよいよ実り深くなり、収穫を残すのみとなる季節です。まさに今のあば村です。

こんな涼しくなってきたあば村でオススメのスポットがこちら

「阿波森林公園黒岩高原遊歩道と３つの名滝」

たくさんの木々が生えた山をかき分け、深山渓谷の流れ沿いを歩くように整備された遊歩
道です。ゴール地点には、あば村が誇る名滝「布滝」も待ち構えている贅沢な道。今から
の季節は栗やきのこなどの山の恵みも多くなり、もう少しすると綺麗な紅葉を楽しむこと
ができます。とある天気が良い日に、お散歩と森林浴を兼ねてこの遊歩道を歩いてきました。

そして、せっかく目の前に滝が現れるということで、まだまだ若僧のぼーくんは精神修行で

滝に打たれてきました。

ということで、いつもとテイストの違ったあば村のご紹介をフォトレポート形式でたくさん
の写真とともにお楽しみください。そして心の隅でもいいので、ぼーくんのチャレンジにも
ドキドキしながら記事を見てやってください。

こちらが遊歩道の入り口。あば森林公園内の、渓流茶屋前の道を２分ほど上がったところ
にあります。

入り口近くは鬱蒼とした杉林、高い木々がみなさんを迎え入れてくれます。ここから空気
もひんやりして、どこか特別な空間に入ったよう。

歩くたびに、こちらが山に包み込まれて行くような感覚になってきます。自然の美しさと
太陽の木漏れ日に魅了されながらも、歩みを進めていきます。

４分ほど歩いたところで、林を抜け、次は清流が待ち受けています。ここから川沿いを歩く
道。天然の水しぶきミストとマイナスイオンをたっぷり浴びることができます。

どん詰まりの地域であるあば村は、昔から水源の村として有名です。流れる水も川底がハッ
キリと見えるほど透明です。この日は雨の降った翌々日ということもあり、水量も多めで迫
力のある川の姿を見せてくれました。

しばらく歩いていると、綺麗な緑の中に違和感のある毒々しい赤色が見えました。近づいて
みると、どうやらキノコのようです。まるでおとぎ話に出てくるような色合い。

こちらには傘の開いたものが。調べてみると「タマゴタケ」というキノコのようです。なんと
この見た目からは想像できませんが「無毒　食用可」のようです。僕は怖くて、食べれません
でした…。
※タマゴタケと良く似たキノコで有毒のものもあるそうです。厳重に注意をして、食用の際は
自己責任にてお願いします。僕は食べることをオススメいたしません。リスキーすぎます。