あばの中でも最も標高が高い地区に住む小椋昭恵さんは、あばでも指折りの漬け物名人として有名。真夏の暑い時期を除いては、一年中6種類ほどの漬け物をつくっています。採れ過ぎてしまう旬の野菜を美味しく食べるために生まれた『やたら漬け』や、味噌漬け、酢漬け、べったら漬け、麹漬けなどを中心に、そのときの彩りに合わせて一夜漬けもお皿に並べることもあるとか。
小椋さんのお宅では源流の村ならではの、山水を引いて暮らしに役立てています。大好きな漬け物づくりや、自家製味噌づくりにも使われていて、水の美味しさがそのまま料理の味に繋がっています。
「何もない田舎だからせめて漬け物だけでもお土産に」との想いで、自分たちが食べる分よりも多く漬け物をつくり続けているそう。
「お客さんに美味しいって食べてもらえるのがうれしいの」。
そう話す小椋さんは、雪深い冬の季節にも、次のお客さんの笑顔を楽しみに漬け物づくりに励んでいました。
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