2016.5.31 【あばのコト, あば通信】 投稿者:谷口江利香
5月29日(日)、あば・暮らしの小楽校の授業の一環として
こんにゃく作りと山菜料理教室を開催いたしました。
この日のために収穫されたあばの山菜たち。
今回の主役となるこんにゃく芋。
こんにゃくはよく知っていても、その元の芋を実際に見ることはなかなかないですよね。
これで1.5kgサイズです。
左の写真:左の根本が赤いのがミズブキ、右側はギボウシ。右の写真は道端でもよく見かけるドクダミ。
左:香りさわやかなヨモギ 右:細くてかわいらしいツルが印象的なアマチャヅル。
左:ヨメナ 右:深山セリ わたしはこの2つがなかなか覚えられません(>_<)。
左:お茶の葉 右:うどの葉 どちらもやわらかい若葉の部分です。
左:愛らしい花を咲かせるユキノシタ 右:山椒の葉っぱ
左:塩漬けして保存していたサイジンコ(イタドリ) 右:こちらも塩漬けしていたウド
今回先生をお願いしたあばの料理名人・大田和子さんが栽培されているアスパラガスと、
家のそばに生えているクレソン。
たくさんの食材たちが並び、これからどんなふうに調理されるのかがとっても楽しみ!
まずはこんにゃく芋をよく洗って火が通りやすいように薄くスライスします。断面はこんな感じ。
切り終えたら鍋に移し、水からグラグラに沸かして芋がやわらかくなるまでしっかりと茹でます。
こんにゃく芋を茹でている間に山菜料理の準備。
「これ、な~んだ?」とみんなに質問しながら、和子先生がそれぞれの山菜について
名前や処理の仕方、調理法などを説明してくださいました。
説明を聞いてから、みんなで下ごしらえ。淡竹(はちく)の皮をむくこどもたち、とっても真剣☆
ピーラーを使ってアスパラの皮をむき。上手にできてるね♪
こちらはえんどうの筋を取っています。途中でちぎれないようにきれいに取れたかな?
みんなが下処理をしている間に、和子先生は手際よく調理を進めていかれます。
左はサイジンコを炒めているところ、右は塩漬けにしていたギボウシを切っているところ。
しゃきしゃきとした食感が魅力のミズブキは、ゆでると茎の色が赤から鮮やかな緑に。
豚汁の材料の人参もお母さんと一緒にこどもたちが切ってくれました。
山菜と一緒に揚げるちくわは切り開いて切り目を入れ、つまようじで広げて蒲焼風に。
お醤油で味付けして竜田揚げにします。
そうこうしている間にこんにゃく芋がゆがきあがったのでミキサーにかけます。
左の緑色のは青のり入り。最初は回転でうずが巻くのですが、そのうずが消えた頃が止め時。
たらいに移して2時間以上寝かせます。
ミキサーにかけたこんにゃくを寝かしている間にどんどん調理。
山菜の天ぷらの衣には卵白・小麦粉・米粉が使われています。
黄身は使わないのが和子先生のコツだそうです。
みんなで力を合わせ、いつのまにかたくさんの料理が完成!
バイキング形式で好きなものを好きなだけ取る形式に。
ほかにもあばの美味しいお米で作ったおにぎりや豚汁、シフォンケーキ、イチゴ甘酒もありましたが、
おなかがすきすぎて写真を撮るのを忘れてしまいました・・・(>_<)。
みんなそろって「いただきます!」
できたてこんにゃくの刺身、山菜の天ぷら、ミズブキや淡竹の煮物などなど、
あばの山の恵みをたくさんたくさん食べました。
自分たちで作ったから、よりいっそう美味しかったです。
こどもたちも嬉しそうに食べていましたよ~(^▽^)/
ご飯の後は、寝かしておいたこんにゃくの仕上げ。
まずはよくよく練ってこねてから、水酸化カルシウムを加えてさらに練ります。
それからお楽しみの成形タイム♪丸くまとめて形をととのえたらグラグラのお湯でゆがきます。
お母さんもこどもたちも一緒になってこんにゃく玉作り。津山朝日新聞さんも取材に来てくださいました!
じっくりとゆでていると、少しずつ色が変わってきます。
時々上下を返しながらしっかりと火を通して完成!
みんなで分けておみやげに持ち帰っていただきました。
おうちでも美味しくいただいてくださっていますように(^人^)。
今回は親子・ご家族でのご参加が多く、
おとなもこどももみんなそろって和やかに楽しめました。
お子さんたちにもできることは積極的にお手伝いしてもらっています。
今後、あばでの体験メニューとして定番化できるようにブラッシュアップしていきたいです。
翌日の津山朝日新聞夕刊では一面でこの日の模様が紹介されていました。
大きくとりあげていただきありがとうございます!!
あば・暮らしの小楽校はこれからもいろんな授業を企画していきます。
次は6月8日(水)または12日(日)9:30~13:30、阿波福祉センター内調理室にて
よもぎ乳酸菌で作る豆乳ヨーグルトを使った発酵料理教室の開催!
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参加費500円、小学生以下無料です。
お問い合わせ・お申込みは地域おこし協力隊・谷口(090-9772-1972)までどうぞ。