2016.12.20 【あば通信, 地域おこし協力隊】 投稿者:谷口江利香
今年6月23日から12月17日まで、全7回の
”商品ブランド力向上のためのPV映像制作セミナー”に参加していました。
昨年もこのセミナーに参加し、もえぎの里・あば交流館のPR映像を作成しました。
この映像制作がなかなか大変で、
そのつらさがトラウマになって今年度の映像はなかなか制作にとりかかれなかったのですが、
〆切一週間を切った12月12日にやっと重い腰をあげ、そこから一気に追い込み☆
何度か手直しを重ねて14日に合格をいただき、
卒業発表前日の16日に最終仕上げをして完成したのがこちら↓
このセミナーでは2人1組でペアになり、お互いに相手を取材して映像を作るのが課題になっています。
いきなり自分の地域や企業のプロモーション映像を作るのではなく、
第三者目線でほかの方の取り組まれていることを取材・編集して映像化するのが肝なのです。
わたしは津山東高校の校長先生とペアになったのですが、
こちらの高校生たちも同じセミナー講師の方の元で地元企業のPR映像制作に取り組んでおり、
一緒に卒業発表上映会を行うということでプレッシャーが・・・。
自分たちの母校の映像を見てがっかりされないように、素敵な作品にしなくては、と。
一番最初にお互いにインタビューを行い、
それを書き起こして核になるエピソードやキーワードを決め、
与えられたBGMに合わせて2分間の映像に仕上げます。
この時にどんな話を引き出せるかによってできあがるものが違ってきます。
音声・文字・映像・BGM、この4つの組み合わせで若干2分ながらも
様々な情報や印象を視聴者の方に残すという高度な技が要求されます。
映像制作の過程で、ものすごくたくさんのことを考え、学び、気づき、深める。
その過程で自分が育てられる感覚が素晴らしかったので2年連続で受講しました。
セミナーに参加した仲間たちは同じ苦しみを味わった同志で、
お互いの完成作品を観終わった後には絆ができたように思いました。
お互いの健闘を祝して桑元校長先生と記念の2ショット。
桑元校長先生がわたしに取材してまとめてくださったあばのPR映像。素晴らしい仕上がりに感激です!!
12月17日に開催された卒業発表上映会の模様。
高校生たちが作った映像がまたどれも素晴らしくて、
地元の企業がどんな哲学を持ち、どんな志のもとでどんな仕事に取り組んでいるかを
自ら現場に足を運んで見聞きし、映像にまとめるという作業を通して
彼女たちにとって確実に津山愛が芽生えたと思います。
この取り組みを津山市全部の高校が実施したら、津山市の未来は確実に変わることでしょう。
新聞で紹介された記事はこちら↓
わたし自身、今回津山東高校を取材させていただいて、
津山市にこんなに素晴らしい高校があることを知れてすごく嬉しかったです。
わたしが仕上げた映像を見た先生や生徒さんたちにも喜んでいただけて何よりでした。
この2年で身につけた映像制作のノウハウをもとに、
今後はあばで暮らすみなさんを取材させていただき
ここにある暮らし遺産を映像として残していけるようにまとめていきます。
一緒に映像制作に取り組んだみなさん、指導してくださった榎田さん、太田さん、
主催してくださった津山市地域雇用創造協議会のみなさん、ありがとうございました!!