竹の器と麺作り

2016.6.28 【あばのコト, あば通信】 投稿者:谷口江利香


6月19日(日)父の日、あば・暮らしの小楽校の授業の一環で竹の器と麺作り教室を開催いたしました。開催に先立ち、前日に有志で竹の準備。立派な竹を選び、切り出し、竹林から運び、車に入るサイズに切って会場まで届けるという作業を行いました。そして当日、その竹を使って麺盛り皿、おちょこ、お箸作りとあばの米粉を使った麺作りに挑戦です。竹の器作りは、地元の名人・大塚賢一さんにお願いしました。麺作りの担当はわたしで、2部構成のダブルチャレンジ☆

 

 

誰一人けがをすることなく、無事に授業を終えられたことを大塚先生はとても喜ばれていました。保育園児、小学生、中学生、あば内外の大人たちがみんな一緒に力を合わせてものづくりを楽しんだ一日。とっても有意義で、みんなの笑顔にたくさんの元気をいただいたことでした。この日の授業をきっかけに初めてあばに来られたという奈義町の方も、とっても喜んでくださっていました。

 

あばの自然の中にある竹を素材にあばで生まれ育った方から学ぶ器作りと、あばで育ったお米の粉を使った麺づくり。あばの宝物を活用した授業に大きな手ごたえを感じました。老若男女・地域の枠を超えてみんながともに学び楽しむ”あば・暮らしの小楽校”。『小学校の校舎はなくなっても、あばには年齢・性別・地域を問わず誰でも集える楽校(がっこう)があるんだよ。』そんなふうに地域のみなさんに自慢してもらえるようになったら嬉しいです。大塚先生、ご参加くださったみなさん、ありがとうございます!おうちでもぜひ今日作った器を使ってみてくださいね♪

 

あば・暮らしの小楽校、今後の時間割はこちらをご参照ください。

https://abamura.com/tsusin/3697

この記事の投稿者

アバター画像
谷口江利香
高知県出身。徳島大学医学部栄養学科卒業後、管理栄養士に。食育活動を通して健康な生き方を提案していく中で、その人が暮らす環境が心身に大きく影響することを強く意識するようになり、地域活動にも関わる。

平成27年4月から地域おこし協力隊として活動を開始。あばの気候風土と食・人・暮らしの豊かさを“価値化”しながら、あばで暮らすみなさんの心と体の健康サポートを目指す。